行動を指示する、考える、計算する、という機能は、エンジンなどを制御するコンピューターに備わっているといえます。ただし、クルマは悩むことはありません。
モノを探知するセンサーとしての目は、現在のクルマには備わっていません。しかし、ヒトの目の能力を助ける機能はあります。視界確保のための大事な装備品です。
方向転換のためのパーツという意味では、ハンドルは手足に当たります。ですが、ハンドルに伝わる振動で路面の状況を知ることも出来るので、その意味では神経ともいえます。
足の付け根からつま先までは、クルマでいえばサスペンションにあたります。路面からのショックをやわらげ、タイヤがしっかりと路面をとらえる手助けになります。
地面との接点はシューズ。「はだし」だった人間が、クツの進歩に応じて行動範囲を広げたように、タイヤもクルマの性能を左右する大事なパーツです。
エンジンも心臓も動力源です。ただしヒトの場合はエネルギー源(クルマでいえば燃料)を動力に変えるのは消化器系です。エンジンはその両方の機能をもっているといえるでしょう。
エンジンに空気を送る吸気系はヒトでいえば呼吸器、肺などと同じ働きをもっています。また、室内に空気を入れる、室内を冷やす/暖めるという機能もクルマにはあります。
トランスミッションからドライブシャフト、ブレーキまでの「走る」「止まる」の機能、エンジンの動力を路面に伝える部分は、ヒトでいえば筋肉です。
脳からの指令をからだ全体に伝え同時に情報も集める神経。クルマでは、電力を供給したりコンピューターと信号をやり取りする電線がこれにあたります。切れたら大変!
ヒトの身体には血液が流れています。そのポンプが心臓。クルマではオイル/オイルポンプと燃料系統がこれにあたります。故障するとクルマは動きません!